新海誠監督アニメ「言の葉の庭」は雨の日に見たくなる作品だった!

雨の日好きですか?

僕は好きじゃないです。
出かける気にならないし、洗濯物は乾かないし、花粉症でもないんで花粉がとんでこないのもメリットにならないし。

でもね、今日見たアニメーション映画「言の葉の庭」を見ると、雨の日がちょっと好きになるかもしれない。

先に申し上げますと、すばり甘酸っぱい恋がしてみたかった、そんなアニメを見たい人におススメです。

で、どんな作品なの?

長さは46分の比較的短いアニメーション作品ですね。
あらすじをwikiより引用。

あらすじ
職人を目指す高校生のタカオ(秋月孝雄)は、雨の日の1限は授業をサボって、庭園で靴のデザインを考えていた。ある日、タカオはそこで昼間からビールを飲んでいる女性、ユキノ(雪野百香里)に出会う。どこかで会ったかとタカオが尋ねると、ユキノは否定し、万葉集短歌「雷神(なるかみ)の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」 を言い残して去っていった。

簡単に言うと、授業サボって庭園に出向いた主人公タカオ君が謎の綺麗なお姉さんと出会って、雨の日にはまたそこで会いましょうって感じになるお話です。

どうです?ここまででもうすでに甘酸っぱさ感じるでしょ、高校生だよ高校生。

高校生の時にこんな出会いがあったらそりゃ5秒で惚れるでしょ!(俺は目が合った瞬間惚れます)

途中でさ、新しい女性の靴をデザインしてるけど上手くいかないってことで足を見せてもらうシーンがあるんですけど、

あー、わかったわかった。絶対タカオ君、将来変な性癖に歪むやつだわコレ。

俺だってなあ、こんな体験してみてえよ!(涙)

んであらすじにも書いてある通り、万葉集の短歌を詠んでお姉さんが去っていくんですけども、

この短歌とこれの返し歌がこの作品の根幹に深くかかわってくるんですよ。

それに加えて場面や風景があんまり変わらず、2人の心情だけが淡々と変わっていく感じなので、

全編通して短歌の雰囲気を、現代を舞台にそのままアニメーションで描いたような雰囲気の作品でした。

映像キレイ!音楽もいい!


いやね、Netflixのサムネイルを見た時から「風景キレイだなあ、君の名はの新海さんのアニメーションみたいだ」って思ってたんですよ。

それで見終わってスタッフロール眺めてたら「監督:新海誠」って、まさか本当にそうだったとはってびっくりしたよね

いやすまん、にわかですまん、ほんとすまん。

雨を映像にするとさ、どうしてもどんよりとした空気になるじゃないですか。

雨雲が灰色だから絵的にそういう感じになるし、雨を描写するとそれがノイズみたいな雰囲気になるし。

だけどこの作品すっげえ透明感があるんですよ。

多分2人の関係が雨の時だけそこで会えるっていう前向きな心情とかも関係してると思うんだけど、それでもどんよりした空気にならないって難しいわけで。

さっきのこの画像のシーンとかも実は雨降ってるんですよコレ。

上手くが説明できないけどこの辺りの魅せ方というか表現が、やっぱり新海さんすげえなあって思うよね。

あと音楽もかなり好み、ピアノの音色がメチャクチャ感情を揺さぶってくるんですよ。

短歌の雰囲気をアニメにした感じって表現したけど、その空気にかなりマッチしてるというか。

淡々と進んでいく月日の中に色んな変化があったんだろうなと思わせてくれる音楽でした。

この作品、『君の名は』の原点では?

新海さんが『君の名は』制作秘話みたいなのを話してた時に、小野小町の和歌から着想を得たと仰られてるんですけど、これはそれの原点になってるんじゃないかって思いました。

短歌の世界をアニメにした感じって表現を気に入って何度も言ってますけど、あえて悪く言えば淡々と物語が進んでいくなって印象を見てて受けたんですよ。

それに加えて46分と短い作品なこともあって、若干感情移入しづらいなって感じる部分はあったんですよね。

6月から7月と月日が経って、雨の日には会うって言ってたから梅雨のその時期は毎日のように会ってたのかもだけど、そのあたりの描写が結構一瞬で過ぎ去るから、結構2人の関係の変化が早くて戸惑ったりね。

もうちょっと細かく2人の関係の変化を見せてほしかったというのが僕個人の本音です(あえてこうすることで想像させているのかもしれないんですが・・・)

このあたりの出来なかったこととか、表現しきれなかったこと、もっとやってみたかったことなんかを『君の名は』でリベンジしてるんじゃないかと勝手に想像してました。

まとめると?

いや~、あまずっぺえなあ・・・

俺もこんな高校生活を送りたかったよ、年上のお姉さんと秘密の会談て!

ちょっと描写不足を感じるとか言いましたけど、最後は普通に泣きそうになる切ない作品でした。

数年後に2人の恋がきちんと実ってほしいって思う、いい終わり方をするねんなあ・・・

冒頭でも言いましたが、甘酸っぱい恋がしたかった、そんな気分の時に見たくなる作品ですね~。

あと、このアニメは何回か見て色んなことに気づいたり、想像したりするのが楽しい作品じゃないかなーとも思うので、暇な時間でまた見てみようかなと思います。

小説版やマンガ版もあるみたいなので、これらを読んでより心情を理解するのも楽しそうですね~。

それでは今日はこの辺りで、また!

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