カービィなどを作った「桜井政博のゲームについて思うこと」を読んでの感想その2

今日は昨日の続き

「桜井政博のゲームについて思うこと」を読んでの感想後半戦になります。

昨日の時点で7割程度残っていたんですけど、身辺報告はじめ、伝えたいことが重複しているなと感じる内容がまあまあありまして。

なので、今日は「これはいいなあ」って話だけピックアップします。

人それぞれの価値観がある

ゲームはいわばストレスをかけ、それを解消して楽しむような娯楽です。

ストレスな部分を強く感じてしまうのか、お客さんの反応は必要以上に過剰になりがちという事実があります。

今日いろんなレビューがネット上にありますが、それらは書いたレビュアーの価値観。

自分の価値観とは違うかもしれない、ということを分かっておく必要があるよねってお話でした。

10年くらい前から僕もこのスタンスです、ネット上のレビューは参考程度にしか見ません。

食べ物においてが特にそうで、場所とお店の雰囲気だけ読んで、味は見ない。

往々にして行って食べてみたら予想以上に美味かった、ってことがありますからね。

食に関しては、僕は自分の評価を絶対視します。

桜井さんはゲームの評価で、突き抜けたものより丸いものがウケたり、評価の方式が減点方式だったりはどうなんだろうかと苦言ともとれる発言をしています。

ただゲームもそうですけど、ある程度評価がこうなるのはしょうがない気もします。

だって1つだけを突き抜けたようにしたところで、それ以外が過剰にストレスだったら面白さよりだるさが勝ってしまいますから。

スープは抜群に美味くても麺が伸び切って美味くなければ、それはラーメンとしていい評価にはなりませんしね。

ボードゲームにおいても1つだけを突き抜けるのなら、それ以外もせめて平均点くらいまでは持っていっておかないといけないんだろうなと思いました。

学校と仕事とスペシャリスト

仕事に対するスタンスのお話でした。

「とにかく他の人と同じことをしていては、スペシャリストにはなれない」っていう、言うは易し行うは難しの典型な話ですね。

自分だけができそうなことをしっかり見極め、それを磨くようにする。

そのためにはまず何でもやって行動してみることが大切という、転職サイトの売り文句みたいな話でした。

今日日、これは結構目に付く意見だなあと思って申し訳ないんですが「ハイハイ」くらいで流しちゃったんですが。

ここでは「ゲーム会社に入った当時、商品と作品は違うということを思い知った」って話が一番なるほどなあと思いました。

お客さんがゲームに期待すること、営業で売るゲームに期待されることには考え方に大きなギャップがあったらしいです。

実際に作る際、どういう目線が必要なのかはわかりませんが、作ったモノをいろんな目線で見る必要があるというのは間違いないなと思います。

ほめてやれ!

桜井さんがアクションゲームで敵を倒して物語を進めていたら、他のキャラクターの実況で「たくさん殺して満足したか?」という皮肉を言われたらしい。

で、それは物語としては問題なくても、ゲームでその手の見せ方の多用はまずくないか?という話。

これ僕もある程度そう思ってて、最初から悪役側を操るんだよ、ってわかってるゲームならまだいいけど、いわゆるヒーロー側の人間を操るゲームでこんな皮肉を言われたら反発的になるのはしょうがない。

やったからには報酬とまではいかなくても、ねぎらい程度は欲しいというのが僕の本音です。

可能な限り自己正当化したいのは人間として当たり前ですし、ましてやゲームという娯楽の時間であればその傾向が強くなるのは当然でありましょう。

僕はゲーム中は常に俺が正義だ!くらいの気持ちでプレイしますからね。

正しいことをしたんだよ、と伝えてあげるのはゲームを作るうえで大切でしょう。

アクションとリアクション

アクションはプレイヤーがコントローラーなどでゲームに何かを入力すること。

リアクションはそのレスポンスで、ゲームから反応が返ってくること。

で、ゲームのキャラに極端にデフォルメが効いたものが多いのは、ちゃんと理由があって。

それは、はっきりとしたキャラ立ちやリアクション得られるようにするため、というもの。

部屋などの現実のスケールに比べてテレビ画面がとても小さいし、その中のキャラはさらに小さいけど、プレイヤーが起こしたアクションに対してしっかりゲームがリアクションを返してあげると満足度は高まるよねってことみたいです。

これはおそらく「どうやったらゲームの世界を大きく感じてもらえるか」なんて話にもつながってくると思います。

少しでもその世界に入り込んでもらうために、自分たちで工夫できることはないか、と思案し続けることは大切だろうと思いました。

ランク付けって必要なの?

桜井さんの話に何度も出てくる価値観の話

ゲームをクリアしたときに「Rank:C」「Rank:A」などと出ると、遊び方が一つに限定されてしまう気がするが、それはどうなのか?というお話。

毎回の話ながら、とにかく桜井さんはゲームを自由に楽しんでもらいたいんだなということがわかるお話でした。

まあここまで書いてきたこととあまり変わりません。

それだけ何度も価値観のお話が出てくるということは、桜井さんはこれを本当に伝えたかったんだなと思います。

まとめ

価値観多いな(素直な感想)

まあ価値観の話は重要なお話ですから、多くなるのもわかりますが。

ともあれ、ボードゲームを作るうえでも当てはまりそうだなと思うところはちらほらあり。

加えて本自体もゲーム好きなら面白いと思えるだろう内容でしたので、満足しています。

どうでもいいお話になるんですが、昨日の記事は5000文字くらいありまして。

さすがにこれ以上多くなると読んでてしんどいかなと思って、この本のレビューはその1、その2でわけたんですよ。

そしたら後半部分、結構桜井さんの身辺報告があって、ゲームの話題が少し少なくなるという罠にはまりまして。

結果、昨日の半分程度のボリュームになってしまうという、まあこういうこともあるよね。

友人たちとボードゲームを作ろうって話も、実際にテストプレイをしてみて楽しくなってきました。

この本の内容のこともそうですが、とにかく楽しみながらゲームを作っていこうと思います。

それでは!

「桜井政博のゲームについて思うこと」を読んでの感想その1はこちら