ブログのオチで笑わせたい時の有効なタイトルのつけ方を考えるって記事を先日書いたんだけども。
その記事の中で例として黒ギャルの話題を出したときに、『黒ギャルに最も似合う水着は何色なのかを色々調べて論理的に考察するの、なかなか面白そうじゃない?』って思ったんですわ。
非常に狭い界隈で世間一般では『黒ギャルには派手な水着に決まってるやろ!それが世界の理ってもんやろ!』みたいな決めつけが行われているが、それ本当なのか?
色のことをちゃんと調べたら違う可能性が見えてきたりはしないのか?
初めて出来た純真な彼女が着る清楚な水着を着こなす世界線は存在しないのか?
そう思ったので安直だけど自分なりに調べて考えてみました。
目次
色について調べてみる
直感とセンスでこの色の水着が最高!というのは簡単だが、論理的に考えていくのなら、まず色そのものについての知識が必要となる。
ということで、ちょっとくどい気もするが1つ1つ調べていこう。
色が人に与えるイメージ
各色によって人が受けるイメージは変わってくるのは有名な話で、また感覚的にも理解できるところだろう。
赤なら『情熱』や『やる気』、『危険』などを想像させ、青なら『知性的』、『冷静さ』、『不安』といったイメージを受けるといった具合だ。
フェルメールの真珠の耳飾りの少女のターバンは青いからこそ神秘的な魅力があるし、消防車やパトカーのパトライトは赤だから危険を想像させることができるのである。
色の3属性『色相・彩度・明度』
ただ、単純に赤と言ってもピンクに近い薄い赤から交じりっ気なしの真っ赤まで、一言で言い合わらせないほどの色合いがある。
これには色相、彩度、明度という3つの考え方があるらしい。
まずは色相。
これは単純に色の種類だと思えば良さそうである。
例えば薄くても濃くても赤は赤だけど、青という色は赤にはなりえない、といった具合である。
色相環図は下の通り。
似た色が隣に並んで円になっている。

素材:絵霧きぶん様より
次に彩度。
読んで字のごとく、色の鮮やかさのことである。
高彩度だと鮮やかな色合いとなるが、低彩度だと灰色に近い色となる。
これもなんとなく直感的に理解できるのではないだろうか。
最後に明度。
色の明るさと言ってもわかりにくいので、自分の部屋をライトで光らせたところを想像してもらいたい。
程よい光があると部屋の中のモノは見えやすいが、あまりに光を強くすると眩しくて何も見えなくなるだろう。
逆に光を消せば当然真っ暗になって、これまた何も見ることができなくなる。
これと同じく、明度が高いと白に近づき、明度が低いと黒に近づくということになる。

素材:AI-Catcher
上の画像で言うならば、
- 色相は一定
- 右にいくほど高彩度、左に行くほど低彩度
- 上に行くほど高明度、下に行くほど低明度
となる。
黒ギャルの『黒』とはいったい何色か?
そもそも黒ギャル黒ギャルと言っているが、黒ギャルの『黒』とは具体的に何色なのか?
白く焼けていない肌の対比で焼けた肌を黒と呼んでいるが、あれは厳密には黒とは呼べないだろう。
ネットで画像から色を判別するツールはないかと探していたら、画像から色のRBGを取得するスポイトツールを発見。
これを利用して10枚の黒ギャル画像から肌の色を調べていくと、光の当たり方によって計る場所で色が違ったが、概ね方向性は同じであることが判明した。
今回の調査で、黒ギャルたちの肌は明度が高く彩度は少し低めのオレンジ色や、濃い茶色と表現できる色である事が多いことがわかった。
よって彼女たちを黒ギャルと呼ぶのは間違っており、正確には茶ギャルと表現するのが良さそうだ。
しかしまあ世間では黒ギャルの名称で広まっているし、今さら茶ギャルとか言われても『スカ方面の何かかな?』と思われるだろうことは必至なので、ここはわかりやすさを重視して黒ギャルのままでいきたいと思う。
茶色という色のイメージ
さて黒ギャルの焼けた肌は茶色であるとわかったところで本題である。
まずあなたは茶色と言われたらどんなイメージを持つだろうか。
一般的には次のように言われている。
『性に奔放でお金のためならすぐ股を開くド淫乱』
いや違った、これは俺の持っている黒ギャルのイメージだった、すまない。
黒ギャルの色と言われると派手なイメージもあるのだが、実際のところ茶色自体は『落ち着き』や『ぬくもり』、『安心感』や『安定感』といった堅実なイメージが強いようだ(黒ギャルAVの手堅さを考えれば、ある意味イメージ通りだろう)
一方でネガティブなイメージとして『ストレス』や『退屈』、『地味』などもあるようで、俺たちがいつもイメージする黒ギャルとは真逆のイメージを与えていることになる。
これは単純な色だけのイメージであって、人やモノといった物体そのもののイメージというものもある。
黒ギャルに対して『退屈』や『地味』ネガティブイメージが沸き辛いのは、彼女たちの人となりがあるためだろう。
ただ仮に無意識下で彼女たちから上記のようなイメージを受けているのだとしたら、やはり地味や安定などを吹き飛ばす活動的なイメージの色を組み合わせていきたいところである。
良い色の組み合わせとは?

結論を先に書くと、色相環上で近い色か、真反対にある色は組み合わせの相性がいいらしい。
色相環図上には茶という色は存在しないのだが、茶という色は実際は低彩度・低明度のオレンジ色のことを指す言葉だそうだ。
つまり近い色というのは赤や黄色やオレンジであり、反対の色は青緑あたりになる。
近い色が相性がいいのは感覚的に理解できるだろう、人間でも同じで似た者同士は仲良くできるのである。
黒ギャルナンパモノにチャラそうな男がよく出てくるのはそういうことだ。
一方で真反対は色同士が喧嘩するため難しいこともあるそうだが、靴や下着など、面積の割合がかなり違うのでなければ問題ないそうだ。
面積的な考え方では、最もバランスのよいカラーコーディネートの配分は70:25:5と言われているらしい。
ベースとなるカラーを70%使用し、ベースカラーと相性のよいサブカラーを25%組み合わせる。
最後に、引き締めのためのアクセントカラーを5%配置するのが良いそうだ。
青いジーパンに真っ赤なジャケットを着こなすのは難しいが、ワンポイントで靴やベルトに赤を入れる程度なら綺麗に見えるのと同じだろう。
黒ギャルで考えると肌が70%なのは確実だから茶色がベースカラー、髪の色がサブカラーで25%、そして5%のアクセントカラーが水着の色となる。
で、髪の色に関してはかなり個人差が見られたのだが、基本的には彩度の低い橙と黄色の間の色であること多かった。
RGB値で見ると肌の色とそれなりに近い値になっており(先ほども書いたが茶色が彩度・明度の低い橙のため)、全体的な統一感が生まれているのである。
つまり黒ギャルが少し暗めの金髪にするのは色配分の観点から理に適った選択であると言える。
最高の組み合わせを探る
ここまでのことを踏まえて考えてみる。
そもそも水着はビキニである必要がある。
競泳用水着では色の面積のバランスが崩れるため、アクセントカラーは5%という事を考えればビキニ、いやマイクロビキニが最も相応しいだろう。
『黒ギャルは綺麗に焼けた健康的な肌を見せてナンボ』だと古事記にも書かれているため、これは絶対である。(俺は競泳用が嫌いなわけではありません)
次に思ったのは暗い色、つまり低彩度の色は除外して良さそうだ、ということである。
焼けた肌というのは焼けていない肌に比べて暗い色になるため、暗い色+暗い色となって水着も肌も目立たなくなってしまう。
要はメリハリがなく、のっぺりした感じに見えてしまうのである。
最後に色のイメージから考えてみる。
これは完全に主観になってしまうのだが、どうしても黒ギャルという人種からは活発さや明るいといったイメージを思い浮かべてしまう。
そのため水着にも赤や黄色、あるいは白といった活発な色を合わせたいところである。
まとめ
長くなったが俺が調べてみて考えた結果、最高の黒ギャル水着は、
- マイクロビキニ
- ビビッドカラーの赤や黄、白
という結論となった。
もちろん俺個人の意見なので異論はあるだろうし、これが絶対とは言わない。
どれだけ論理的に考えようが、どうしたって主観が入る命題だしな(それでも『これが正解だ!』と自信をもって主張できたら格好良かったのだが)
あと今回調べてみてわかったことは、全ての黒ギャルに一概に当てはめるのは無理だということ。
水着などの衣類は顔のパーツやバランスからも判断する必要があるみたいだし、顔には春顔、夏顔と合う色があるとかで、とてもじゃないけど一言で言えるようなものじゃない。
ちょっとした興味で黒ギャルの水着の色を調べ始めたら、思いのほか色の世界が奥深く考えるのにも時間がかかってしまったが、黒ギャルに派手な水着は理論的に正しい選択であることがわかって満足な結果となった。
まあただ、ここまで色々と調べておいて何なんだけど。
つべこべ言わずとも『メタリックな素材なら何色でもいいだろ、最高にスケベだし』というのが本音だったのは内緒。
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